久しぶり
私がここに帰ってくるのは、何かの区切りとか大きな出来事があった時とか、誰にも言えない何かをぶちまけに来る時くらいだな。
誰かに届けたいわけではなく、自分の心の中を言葉に直して整理するためのものになってる。
地球上の人間という種族のみが滅びれば、と思うことが多々ある。
飛躍しすぎた、カルト宗教に洗脳された人間の思考のようになってしまっているけど、みんな死んでしまえばいいのによく思う。
家族も友達も見知らぬ人も、全員一斉に居なくなってみてほしい。
もちろんそこには自分も含まれているわけだけど、そう考えると自分ひとりが居なくなる方がよっぽど手っ取り早いし、現実的だ。
私はきっと、病気なんかじゃないんだと思う。
診断されて通院して、薬を飲んでの生活を送っているけれど、私の考え方が変わることは1度もなかった。
無理やり目標を作って、これが生き甲斐かと自分の中に落とし込んで、生きなきゃと思っている時点で私は向いていない。
取り乱している訳では無いと思う。
ただただ冷静に、生きたくないという気持ちが私を取り囲み包み込んでいる。
病気なんかじゃないのではないだろうか。
きっとそういう性格で、これは自分のデフォルトなんじゃないだろうか。
でなければ数年通院して何も変わらないなんてことがあるはずがない。
薬を飲んでも変わりゃしない。
飲んで気分が上がる薬なんて、毎秒にでも摂取してやりたい。
それもそれで疲れそうだな。
自分だけがいない世界か、自分しかいない世界。
どっちでもいいから、連れてってほしいな。
いや、前者の世界に連れてってもらったら、意味なくなっちゃうか。
結局こうやって言葉に直しても、上手くまとまらなくて眠くなるんだよね。
寝るか。
この世界では、死にたいと思うことは良くないことらしい。
行動に移すこともね。
ねこぜ
独り言を垂れ流すようにこの1年間を振り返ってみる。
ただ、振り返りたくもないような、一生思い出したくもないような、地獄の1年だった。
書き出しから矛盾しているけど、言葉で言い表すとこれしか表現が見つからないほどだった。
大学生の頃に体調を崩し、周りの友人たちが次々と内定をもらっていく中、自分は何もできず実家に帰ることが決まっていた。
それでも周りにはいい顔をし、「音楽をやるためにフリーターをする」と笑顔で誤魔化していた。
実際に音楽活動をやりたかったことは事実だし、実際にそうした。
病に伏せ、自分の身体と相談しながらの活動にはなったが、楽曲制作、MV制作、LIVE活動、たくさんをことができた。
特に、LIVEを観てくださった顔も名前も知らない誰かから、素敵な言葉を頂く度に心が温まった。
本当に嬉しかった。
しかし、自分でも限界だと感じることが多くなり、LIVE活動を控えることにした。
音楽を、楽しめなくなる気がした。
私の音楽に触れてくださった方、本当にありがとうございました。
私がこの1年で思い出したいことは、皆さんの表情と温かい言葉だけでした。
私のことを待ってる方なんていないことは分かっているから、また私が歩き出したときに、零した音を拾ってくれるように、少しずつやっていこうと思ってます。
もしまた聴いてくださることがあったら、今度は私があなたに何かを届けられるようになりたいです。
本当に本当に、ありがとうございました。
皆さんのこれからが、笑顔と幸せに溢れる日々であることを祈っています。
ううん。幸せじゃなくてもいいから、どうか元気でいてくださることを、心から祈っています。
ねこぜ